こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?
今回は、東京マルイから発売されている、『M&P9』ガスブローバックハンドガンのレビューをしていきます。
M&P9とは?
実銃のM&P9は、アメリカのS&W社が開発した自動拳銃。M&Pは”Military and Police“(軍と法執行機関)を意味しており、その名の通りアメリカの警察で採用されています。
グロックシリーズを踏襲したデザインで、操作系も共通点が多く見られます。交換可能なバックストラップや、アンビと片側のみを選べるサムセフティなど、オプションが豊富なことも特徴的ですね。
創作物では地味な存在だったものの、アニメ『リコリス・リコイル』のヒロイン『井上たきな』の愛銃としての活躍があり、近年知名度を上げてきています。
東京マルイ M&P9の基本スペック
全長 | 194㎜ |
重量 | 620g(空マガジン含む) |
装弾数 | 25+1発 |
パワーソース | フロンガス |
定価 | 16,800円(税別) |
最高初速 | m/s |
平均初速 | m/s |
最低初速 | m/s |
ジュール | J |
※0.2gBB弾使用、室温20度、10発での計測
東京マルイ M&P9の外装レビュー
外装はグロックライクで、シンプルかつコンパクト。刻印はリアルで、よく再現されています。
アウターバレルは、一般的な樹脂タイプで特別な塗装はされていません。エジェクションポート上部の給弾窓は、ダミーですが可動します。
銃身下部にはアンダーマウントレイルがあり、フラッシュライトなどを装着できます。パーティングラインが結構がっつり残っており、やや残念な所。
フロントサイトとリアサイトはホワイトドットがうたれており、素早くサイティングできます。
操作系は左からテイクダウンバー、スライドストップ、セーフティ。スライドストップとセーフティは、アンビ仕様になっています。
セーフティは本体から飛び出しているため操作しやすい反面、ふとした時に掛かってしまうことがあります。
トリガーはトリガーセーフティーが備えられており、上側だけを引いても発射されません。下部パーツは樹脂製で、独特のしなるようなトリガーフィーリングは好みが分かれる所でしょう。
トリガーストロークはやや長く、引き切りの遊びも大きめですが、軽い力で引けるので連射に支障はきたしませんでした。
グリップは丸みを帯びていて、握りやすいですね。グリップ後部のふくらみ(パームスウェル)はゴム状の素材になっており、滑りにくくなっています。
パームスウェルは、S・M・Lサイズが付属し、簡単に交換可能。グリップ底部のつまみを90度回し、引き抜くと取り外すことができます。
ホップアップ
ホップアップダイヤルには、スライドを引くとアクセスできます。テイクダウンしなくていいので、ホップ調整がしやすくなっています。
マガジン
マガジンはダブルカラムで、装弾数は25発。一般的なグロックサイズのマガジンなので、冷え耐性はそれなりです。
東京マルイ M&P9の使用感
コンパクトかつ軽量で、取り回しは非常に良好。グリップはワンタッチでサイズ変更でき、丸みを帯びているので自然に握りやすくなっています。
操作系もアンビ仕様で使いやすいですが、サムセフティーが少し引っかかりやすく感じます。分解すれば取り外せるので、気になる方はオミットしてしまってもいいかもしれません。
トリガーの引き心地はグニッとした感じで、好みの分かれる所でしょう。総合して若干クセはあるものの、非常にコンパクトで握りやすく、実用性が高く感じました。
東京マルイ M&P9の実射性能
実射性能は、個体差もあると思いますが、東京マルイのガスハンドガンの中でもトップクラス。30mフラットに、気持ちよく飛んでいきます。
コンパクトなハンドガンなので、リコイルは軽めなものの、ブローバックのスピードは速く鋭い反動を楽しめます。
マガジンはグロックサイズなので、冷えに対しては強くもなく、弱くも無いといった感じですね。
東京マルイ M&P9のレビューまとめ
今回は、東京マルイから発売されているM&P9をレビューしました。
ガスブローバックハンドガンの中でも、屈指の軽さとコンパクトさから、携行性は非常に良好。操作系もグロックに慣れている方なら、すぐに移行できる配置になっています。
コントロールしやすいリコイルと、高い命中精度から、サバゲーでの実用性も高い一挺と言えるでしょう。