
こんにちは、Tigeerです。皆さんサバゲーしてますか?
今回は、Jefftronから発売されている、『Leviathan-V3』電子トリガーを購入してので、レビューをしていきます。
組み込み方や設定方法も解説するので、購入を迷っている方は参考にしてみて下さいね。
Leviathan-V3の内容物

内容物は、こんな感じです。
- Leviathan-V3本体
- Adjustable Trigger-V3
- 固定用ネジ
- ステッカー
- インストールマニュアル
インストールマニュアルはQRコードを読み込むと、PDFファイルをダウンロードできます。
Leviathan-V3の組み込み①メカボックスの準備

Leviathan V3の組み込み方法について解説していきます。まずは、ver3のメカボックスを用意します。
今回組み込むのは、ICSのガリルです。

パーツを取り外し、メカボックスをパーツクリーナーで脱脂洗浄します。

カットオフレバーと接点スイッチは電子トリガーに置き換わるので、取り除いておきましょう。
Leviathan-V3の組み込み②本体の取り付け

トリガースイッチのあった窓から、断線に気を付けながら本体を入れます。青の信号線は、窓部分隙間から外に出しておきます。

メカボックスに対して本体基板が浮いていたり、曲がったりしていないか確認します。干渉している場所があったら、メカボックス側をリューターなどで削ります。

基板から出ているセンサーやトランジスタ類が、メカボックスに接触していないか確認します。

問題なければ、付属のプラワッシャーとネジを使って本体に取り付けます。
Leviathan-V3の組み込み③セレクターの加工

セレクタープレートを取り外し、しっかりと脱脂しておきます。ガリルは特殊形状なので関係ないですが、先端に金属接点がある場合は、あらかじめ取り外しておきましょう。

説明書通りの位置に合わせて、AK用のステッカーを張りつけます。

メカボックスにセレクタープレートを取り付けて、スムーズに動くか確認。今回は途中で引っかかり、ステッカーがめくれてしまったので、セレクタープレート側を加工します。

ペンサンダーを使って、干渉する部分を薄く削りました。

ふたたび組み直して、スムーズに動くようになったので、セレクターの調整は終了です。
Leviathan-V3の組み込み④セクターギアの高さ調整

次に、セクターギアを組み込んでみて、干渉していないか確認します。基板固定用のネジがぶつかってしまっているので、対処が必要です。

ネジの頭をリューターで削り、低くしました。

メカボックスを閉じて、セクターギアがぶつからないか再度確認。今度は大丈夫でした。
Leviathan-V3の組み込み⑤アジャスタブルトリガーの取り付け

Leviathanには、実銃のようなトリガープルを再現できる、アジャスタブルトリガーが付属します。
下部のイモネジを調整することによって、引き代に遊びの無いシングルトリガーステージと、実銃のようなシアの落ちる感覚を再現できる2ステージトリガーを選択できます。

トリガー側に寄せると、シングルステージトリガーに。

銃口側に寄せると、2ステージトリガーになります。

板バネ部分を曲げると、トリガープルを調整できます。重くしすぎるとトリガーが戻らなくなるので、丁度いいところを見定めましょう。

取り付け位置が決まったら、裏側の両面テープを剥がして、メカボックスに接着します。

メカボックスを閉じて、アジャスタブルトリガーがしっかりと固定されているか確認します。
Leviathan-V3の組み込み⑥スマホとの接続

ここまで組み込みができたら、残りのパーツを入れてメカボックスを閉じます。誤検知防止のため、グリスは最小限に留めましょう。

バッテリーを繋げて、ビープ音が鳴れば取り付け成功です。

次に、スマホに繋ぐ設定をしていきます。説明書に付いているQRコードを読み込み、Jefftronのアプリをダウンロードします。


アプリを開くと、このような画面になります。Connectをタップするとパスワード入力画面になるので、デフォルトの1234を入力してログインします。
Leviathan-V3の組み込み⑦センサーの校正

Jefftronのアプリはデフォルトだと英語で使いづらいので、歯車タブをタップして、Languageを日本語に変更します。

!タブをタップして、ファームウェアを最新にアップデートしておきます。

スナパのタブをタップすると、このような画面に。ここからセレクターとギアセンサーの校正を行います。

セレクターの校正は、画面に合わせてセレクターを動かすと自動で行えます。

ギアセンサーも同様に、一発空撃ちすると自動で校正されます。これで、組み込みが完了です。
Leviathan-V3の各種設定

最後に、アプリから調整できる設定について解説します。セレクターは、ポジションごとに射撃方法を変更できます。
バーストは2~20発の間で3つまで保存でき、トリガーを引いたときと離したときに1発ずつ発射される、バイナリートリガーに設定することもできます。

連射サイクル設定は、最大40%までサイクルを遅く調整できます。極端なハイサイクルで、オーバーキルが気になる時に役立つ機能です。
アクティブブレーキは、発射後にモーターに逆回転を加え、オーバーランを防止する機能です。0~100%の間で調整できます。
プリコックは、カットオフ検知からモーターストップに遅延を与え、ピストン停止位置を発射前ギリギリで止める機能です。こちらも0~100%の間で調整できます。
ショット間のディレイ設定は、セミオート射撃後にトリガーを引いても射撃できない時間を設ける機能です。0.1~4秒の間で設定でき、いわゆるセミ連射を制限することができます。
電子ヒューズは、一定の電圧を超えると自動で停止する機能で、故障の防止に役立ちます。
Leviathan-V3のレビューまとめ
今回は、Jefftronから発売されている『Leviathan-V3』電子トリガーをレビューしました。
高額なドロップイン型の電子トリガーを入れたのは初めてですが、トラブルなく組み込めました。機能面も大満足で、スマホで設定変更できるのは思いのほか便利です。
ドロップインETU特有のトリガーのスカスカ感もなく、調整次第でかなりカッチリとしたトリガーフィーリングにできるので、リアル志向の方にオススメできる電子トリガーですよ。





