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東京マルイG36C次世代電動ガンを分解&カスタムしました

こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?

今回は、前回レビューした東京マルイ『G36C次世代電動ガン』の分解方法を解説します。また、今回はご依頼品のため、メンテナンス方法もご紹介していきます。

電動ガンのメンテナンスは、一挺¥3,800から承っております。ぜひお気軽にご依頼、ご相談いただければ嬉しいです。

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電動ガンメンテナス ¥3,800

東京マルイG36C次世代電動ガンの通常分解

初めに、ハンドガード上部の固定用のピンを抜いて、ハンドガードを外します。

マグウェル付け根のネジを外し、ロックピンを抜くと、マグウェルを外せます。

ハンドガードの下にあるネジを、2か所外します。その後、バレルを銃口側にスライドすると、バレルユニットを取り外せます。

東京マルイG36C次世代電動ガンのバレルの分解・清掃

次にアウターバレルから、バレルユニットを取り出していきます。チャンバーを90度回転させるとロックが解除されるので、バレルを引き抜くことができます。

チャンバーロックを外し、インナーバレルを引き抜くと、チャンバーを取り外せます。

チャンバーパッキンは大きく変形していたので、新品に交換します。

インナーバレルをクリーニングロッドで清掃。ピカールで研磨し、コーティング剤で保護します。

気密確保のため、チャンバーパッキンとバレルの間に高粘度グリスを塗っておきます。

東京マルイG36C次世代電動ガンのメカボックスの取り出し

外装の残りを分解し、メカボックスを取り出していきます。まずは、ロアフレーム後端のネジを、両側1か所ずつ外します。

ストックを折りたたみ、フレーム側にあるネジを外します。

レシーバー内部の、リコイルユニットとダミーボルトを連結しているネジを外します。

断線に気を付けながら、ロアレシーバーを下方向にスライドして取り外します。

グリップ下部のネジ3か所を外します。

セレクターをセミオートポジションにして、グリップを引き抜くと、メカボックスが取り出せます。

東京マルイG36C次世代電動ガンのメカボックスの分解

メカボックスを分解する前に、リコイルユニットを取り外す必要があります。まずは、画像のネジを外します。

リコイルユニット後部のロックを少し押し込んでから、持ち上げるとリコイルユニットが分解できます。

画像のネジ5か所を外すと、メカボックスを分解できます。

東京マルイG36C次世代電動ガンの内部パーツの清掃・カスタム

各パーツの損耗具合をチェックしながら、クリーニングをしていきます。

セクターギアがだいぶ削れていたので、新品に交換します。

他のパーツはそのまま使えそうなので、脱脂洗浄してから乾燥させます。

セミロックが気になるのと、初速を少し上げたいとご依頼なので、ピストンを加工していきます。まずはピストンヘッド中央に穴を開け、プラスネジを露出させます。

ピストンヘッドに3㎜穴を開け、前方吸気にします。ピストンの「引き」が軽くなるので、フリクションが軽減されます。

同時に、AOE調整も行います。ピストンに対してセクターギアが斜めに当たってしまっているので、ピストン側を2㎜程度延長し、まっすぐ当たるように調整します。

3Dプリンターでスペーサーを作成し、ピストンとピストンヘッドの間にかませました。

先ほどの画像に比べて、ギアの歯がまっすぐ当たっているのが分かると思います。また、ピストンの一番後ろの歯が干渉するので、削り落としておきました。

モーターには、スイッチ接点保護のためにSBDを取り付けます。配線がモーターに直接はんだ付けされていたので、上からはんだで固定します。

スイッチ接点には、接点保護グリスを塗布します。

各ギアとピストンヘッドのOリング部分に、高粘度グリスを塗布します。

ピストンとシリンダー、タペットプレートに低粘度のグリスを塗布します。

ノズル先端を指で押さえながらピストンを押し込み、気密が取れているかチェックします。

スプリングはかなり弱めな感じだったので、他のマルイスプリングと交換した所、0.2gBB弾で93m/s程度と丁度いい感じになりました。

セミオート、フルオート共に動作に問題なかったため、カスタム完了です。

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電動ガンメンテナス ¥3,800