
こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?
今回は、東京マルイから発売されている、『G36Cカスタム』次世代電動ガンのレビューをしていきます。
東京マルイ G36Cカスタムとは?
G36は、ドイツのH&K社が開発、1996年にドイツ連邦軍に正式採用されたアサルトライフル。強化プラスチックを多用した設計が特徴的で、外装はもちろん、機関部の一部にも採用されています。
G36Cは最もコンパクトなモデルで、特殊部隊GSG-9などでの使用実績があります。一方、プラスチックの多用から熱に弱く、連続射撃を続けると命中精度が下がるといった問題が浮上。
現在では後継銃のH&K HK416に更新が進められており、不遇な経歴を辿った銃と言えるでしょう。
東京マルイ G36Cカスタムの基本スペック
全長 | 530 mm / 745 mm(ストック展開時) |
重量 | 2,930 g(空マガジン含む) |
装弾数 | 50発 |
パワーソース | 7.4v 2000mAh 30C |
定価 | 59,800円 税別 |
最高初速 | 93.8m/s |
平均初速 | 93.5m/s |
最低初速 | 92.7m/s |
ジュール | 0.87J |
※0.2gBB弾使用、10発での計測
東京マルイ G36Cカスタムの外装レビュー

それでは、外観レビューをしていきましょう。フラッシュハイダーはボルテックスタイプが標準搭載。
14㎜逆ネジ仕様なので、サイレンサーやフラッシュトレーサーなど各種マズルデバイスと交換できます。

ハンドガードは、左右と下部の3面に金属製の20㎜レイルが搭載されています。ハンドガード本体は樹脂製ですが、特にきしむ感じもなく剛性感は良好。

ハンドガードロックピンを抜いて、前方にスライドするとバッテリースペースになっています。スペースはゆとりがあり、ミニSタイプのバッテリーなら余裕で入れることができます。

レシーバートップはフルフラットな20㎜レイルとなっており、各種照準器を取り付け可能。アイアンサイトは標準搭載されておらず、光学照準の使用が前提となっています。

トップレイル下のチャージングハンドルは射撃に連動して稼働します。また、手動で画像の位置まで引くこともできます。

マガジンは差し込むだけでロックされますが、マガジンキャッチはフレーム下部のレバーで操作します。

セレクターはアンビ仕様になっており、操作感も軽く扱いやすいです。グリップはラバー素材でフィンガーチャンネルもついているので、滑りにくく握りやすいですね。

コンパクトなストックには、チークピースが標準搭載。付属のスペーサーで、3段階に調整できます。
また、基部のボタンを押すと、折りたたむことができます。

折りたたむと、このようになります。このままではセレクター操作ができないので、主に運搬時に使うことになるでしょう。
ホップアップ

ホップアップは、チャージングハンドルを引くことでアクセス可能。次世代電動ガンおなじみのドラムタイプで、細かい調整ができます。
マガジン

マガジンは、リアルなダミーカートリッジが内蔵されたスケルトンの50連タイプが付属。側面のリブを使って、連結することが可能です。
多段マガジンは、470連タイプがラインアップされています。スタンダード電動ガンと共通のマガジンなので、別々に用意しなくていいのは嬉しい所ですね。
東京マルイ G36Cカスタムの使用感
アサルトライフルの中でもトップクラスにコンパクトかつ、樹脂を多用したフレームなので、軽量で取り回しは良好。
フルフラットの4面レイルにアンビ仕様のセレクター、折りたたみできるストックと、近代アサルトライフルに必要な要素は一通り押さえてあります。
次世代特有のリコイルユニットの問題はあるものの、基礎性能は高く、どのフィールドでも活躍できるでしょう。
東京マルイ G36Cカスタムの実射性能
やはり東京マルイの次世代電動ガンだけあり、実射性能は申し分ありません。サイクルやセミオートのキレも標準的で、バランスよく仕上がっています。
リコイルに関しては、ユニットがフレーム中央にあるせいか、同じ次世代でもM4系と比べてマイルドな感じ。
悪く言えばリアルさに欠けますが、フルオートでもコントロールしやすく、これはこれで悪くないと思いました。
東京マルイ G36Cカスタムのレビューまとめ
今回は、東京マルイから発売されているG36Cカスタム次世代電動ガンをレビューしました。
フルメタルで比較的重量が重めな次世代電動ガンの中では、軽量コンパクトで、扱いやすく感じました。リコイルもコントロールしやすく、次世代の中でも初心者向けと言えるでしょう。
拡張性、操作性も良好で、誰にでもおすすめできる一挺ですよ。