CYMA CM077A Zhukov AK S-Stock レビュー

こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか？

今回は、中国のメーカーCYMAから発売されている、Zhukov AK S-Stockのレビューをしていきます。

Zhukov AKとは？

Zhukov AKとは、アメリカの実銃メーカー、センチュリーアームズが製造したアサルトライフルです。

正式にはRAS47という機種名で、ZhukovはCYMAが独自に名付けたネーミングです。

AKMをベースに、マグプルのパーツをふんだんに使用したカスタムモデルで、AKとは思えないようなスタイリッシュさを持っています。

特徴的なハンドガードは、M-LOKシステムが搭載されており、握りやすく軽量。ストックは伸縮、折り畳みが可能で、非常に使い勝手の良いモデルと言えます。

※0.2gBB弾使用、ノンホップ10発での計測
　(インドア用にデチューン済)

それでは、外装を見ていきましょう。フレームは亜鉛ダイキャストのフルスチール、ストックやハンドガード、グリップは樹脂製です。

ハンドガードは、マグプルMOEタイプ。両側面、下部にM-LOKの溝が切られており、各種M-LOK対応オプションが取り付け可能です。

亜鉛ダイキャスト製のフレーム。塗装はやや野暮ったい印象を受けるものの、ムラや剥げ等は無く、綺麗に塗られています。

セレクター操作は、比較的軽めでほどよくクリック感もあり、扱いやすいです。

アッパーレシーバーは20㎜レイルが標準装備されており、各種光学機器が搭載可能。リアサイトベースに固定されているので、ガタは全くありません。

個人的にお気に入りな、マグプルMOEタイプのグリップ。電動AKシリーズの中ではかなり薄めのグリップで、非常に握りやすいです。

ストックは伸縮、折り畳みが可能。樹脂製ながら頑丈で、しっかりと付いています。

上の画像のボタンを押すことで、折り畳みができます。しっかりとロックされる反面、ボタンが固く素早い折り畳みは少し難しい印象を受けます。

長さは5段階で調整可能。ややガタつく感じがあり、人によっては違和感を覚えるかもしれません。

ホップアップは、チャージングハンドルを引くと調整ができます。他のAK系統と同じく無段階調整できるタイプで、クリック感はありません。

マガジンは、マグプルタイプのマガジンが付属します。600連の多弾倉マガジンなので、すぐにサバゲーに持っていけるのは嬉しい所ですね。

基本的にはスタンダードなAKなので、使い勝手は良いです。オプションパーツの取り付けも容易なので、どんなフィールドでも活躍できます。

樹脂製パーツも肉厚で頑丈な作りになっており、見た目よりも剛性感は高く感じます。

また、折りたたむと全長が735㎜まで短くなるので、インドア戦にも持っていける汎用性の高い一挺ですね。

実射性能は、CYMAとは思えない程優秀。箱出しでもそれなりの性能を持ち、特に初速は90m/s前後と高めに設定されています。

とはいえ、メカボックスのグリスがドギツイ緑色の、通称「エイリアングリス」なので、一度分解清掃しておく方が安心して使えるでしょう。

また、個体差もあると思いますが、ホップを掛けると初速が大幅に下がります。おそらくシリンダー容量とバレル長が合っていないので、カスタムが必要ですね。

今回は、CYMA製Zhukov AK S-Stockを紹介しました。

AKシリーズとは思えない程、スタイリッシュかつタクティカルな印象を受け、普段AKを使わない方にもオススメできる一挺です。

性能面でも、昔は「箱出しでは使い物にならない」と言われたCYMAとは思えない程優秀。少し調整を加えれば、十分な性能を発揮できます。

セール時には2万円程で購入できるので、高いコスパを持っています。タクティカルなAKをお探しの方、一挺いかがでしょうか。

リンク