
こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?
今回は、KSCから発売されている、『ベレッタM93RⅡ』ガスブローバックガンのレビューをしていきます。
ベレッタM93RⅡとは?
ベレッタM93Rは、イタリアのベレッタ社が開発した、対テロ用マシンピストルです。同社のM92をベースとしており、大きく切り取られたスライドが特徴的。
フルオートに代わり3点バーストの採用、跳ね上がりを抑えるガスポートの採用、大型フォアグリップを標準搭載とコントロール性を重視した設計がされています。
創作の世界では、『ロボコップ』シリーズの「オート9」のモデルとして有名ですね。
KSC ベレッタM93RⅡの基本スペック
全長 | 248mm |
重量 | 1040g |
装弾数 | 32 + 1 発 |
パワーソース | フロンガス |
定価 | 23,100円 税込 |
最高初速 | 81.4m/s |
平均初速 | 77.5m/s |
最低初速 | 73m/s |
ジュール | 0.6J |
※0.2gBB弾使用、室温25度、10発での計測
KSC ベレッタM93RⅡの外装レビュー

ABSモデルながらマットな塗装で、質感はリアル。大型の拳銃だけあり、持ってみるとずっしりとした重さを感じます。

ホールドオープン。アウターバレルも樹脂製で、先端のガスポートが特徴的ですね。

サイトビューは、ホワイトドットが打ってあり見やすくなっています。ファイアリングピンは、モールドとして再現されています。

フレーム下部のフォアグリップは金属製で、展開することもできます。しっかりとロックされるので、射撃中にぐらつくことは無いでしょう。

作動方式は、ダブルアクションオンリー。トリガーストロークは短めで、トリガープルも軽く連射しやすいですね。



セレクターポジションは、左からセミ、フル、3点バースト。適度にクリック感があり、射撃の反動で勝手に切り替わることはありません。

グリップは、ガスブロハンドガンとしては太め。ウッド調の塗装は非常に綺麗で、ぱっと見だとリアルウッドと見紛うほどです。
ホップアップ

ホップアップは、ホールドオープンした状態で、付属の専用工具を使って調整できます。
マガジン

マガジンは装弾数32発の、ロングマガジンが付属。ガス容量が大きい分、冷えにも強そうです。
同社の「M93R-AG」シリーズとは、互換性がありません。また、別売りで49連のロングマガジンも発売されています。
KSC ベレッタM93RⅡの使用感
大型の拳銃ですが、極端に重量や取り回しが悪いということはなく、サイドアームとしても運用できるでしょう。
いざという時はフルオートで弾幕を張ることもできるので、火力の低いエアコキのお供にいいかもしれません。
難点としては、フォアグリップの関係上、ライトが付けられないことが挙げられます。また、ホルスターも種類を選ぶ必要がありますね。
KSC ベレッタM93RⅡの実射性能

実射性能は、ガスハンドガンとしては高めの初速と、ホップアップのおかげで飛距離は十分。命中精度も悪くはありません。
スライド動作も安定しており、3点バーストやフルオートでも、しっかりと撃ち切ってホールドオープンしてくれました。
リコイルは鋭く重さもあり、撃っていて楽しいですね。個体差もあるでしょうが、個人的には高いポテンシャルを感じました。
KSC ベレッタM93RⅡのレビューまとめ
今回は、KSCから発売されているベレッタM93RⅡをレビューしました。
射撃性能は非常に高く、バースト射撃でもキビキビ動いてくれるので、かなり実践向けのマシンピストルだと思います。
ライセンスこそ取っていないものの、外観のクオリティも高く、個人的にも欲しくなってしまう一挺でした。