こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?
今回はマルゼンから販売されている、vz61スコーピオン ガスブローバックをレビューします。
vz61スコーピオンとは?
vz61は、チェコスロバキアのチェコ兵器廠が開発したサブマシンガンです。ストックを収納した状態は全長27㎝とサブマシンガンとしても最小クラスで、非常に取り回しの良いモデルですね。
ストックを折りたたむ際、前方に持ち上げて回転させる様子から、尾を振り上げるサソリを連想され「スコーピオン」のあだ名で呼ばれています。
マルゼンvz61スコーピオンの基本スペック
全長 | 270/520mm(ストック伸長時) |
重量 | 1,060g |
装弾数 | 30発 |
定価 | 15,800円(税別) |
ガス | フロンガス |
最高 | 68.9m/s |
平均 | 65.5m/s |
最低 | 63.1m/s |
ジュール | 0.42J |
※0.2gBB弾使用、室温24度、ノンホップ10発での計測
マルゼンvz61スコーピオンの外装レビュー
アッパーは樹脂、ロアーは金属製です。表面にシボ加工が施されているので、それほど素材の違いによる違和感は感じませんでした。
ストックは金属製で、多少ガタツキはあるもののしっかり付いています。また、ワイヤーを左右から縮めることでロックが解除され、そのまま前方に持ち上げて回転させることでストックの折り畳みができます。
チャージングハンドルは写真の位置まで引くことができます。実銃とほぼ同じ位置まで引けるのはガスブロならではの魅力ですね!
サイトはサブマシンガンらしく簡易的。リアサイトは2段階の調整ができるものの、正直違いがあまりよくわかりませんでした。
樹脂製のグリップは細身でとても握りやすいです。これもガスブロならではの魅力ですね。
ホップアップ
ホップアップを調整するためには、一度通常分解する必要があります。通常分解は、ピンを引き抜いてアッパーレシーバーを前方にずらすことで行えます。
ホップアップの調整は、アッパーレシーバーの穴(画像参照)に六角レンチを差し込むことで調整します。クリック感は無いので、ホップの掛けすぎや緩めすぎに注意しましょう。
マガジン
マガジンは30発。ガス挿入孔はマガジン下部に付いています。このマガジンが少々クセモノで、ガスをある程度入れておかないと内部のOリングが外れてしまい、ガス漏れの原因になってしまいます。
また、流通量が少ないので購入の際は注意していください。
マルゼンvz61スコーピオンの使用感
非常に小型、軽量で取り回しやすさは抜群です!ただ、ストックの形状が独特なので、しっかり頬付けをしての射撃は少し難しい感じがしました。
また、装弾数が30発と少ないので、マガジンチェンジは頻繁に行う必要があります。ガスの消費量としては満タンから2~3マガジン程度で空になりました。
マルゼンvz61スコーピオンの実射性能
ガスブローバックガンながら初速は安定しており、サバゲーでの使用にも耐えうると思います。
20メートル~30メートルの命中精度は素晴らしいですが、それ以降は左右に散らばる印象を受けました。
元から遠距離を狙い撃つ銃ではないので、インドア戦など近距離戦主体で戦うことを考えれば、十分な性能を持っていると感じました。
マルゼンvz61スコーピオンの反動
このサイズのサブマシンガンとしては反動は鋭く、大きい方だと思います。
特筆すべきはフルオートのサイクル。秒間25発の高レートでボルトが前後するので、撃っていて非常に楽しいですね。
動作も比較的安定していて、セミオートなら1マガジン余裕で撃ち切れます。フルオートでも撃ち切ることはできますが、ボルトストップがかからない事が多い印象を受けました。
マルゼンvz61スコーピオンまとめ
今回は、マルゼンvz61スコーピオンについて紹介しました。
定価15,800円とハンドガン並みの値段でありながら性能はなかなか高く、総合してコストパフォーマンスの良い商品と言えます。
「インドア用の短いエアガンが欲しい」「軽くて短いエアガンを探してる」そんな方におすすめできる一挺です。
片手でも十分扱えるので、二挺拳銃スタイルでサバゲーするのも一興ですよ!