こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか？
電動ガンが撃てなくなったと思ったら、ヒューズが切れていたとお困りではないでしょうか。サバゲー中にヒューズ切れが起こると、エアガンが使えず困ってしまいますよね。
ヒューズは、電動ガンの安全弁。ただ交換しただけでは、またすぐに切れてしまう可能性が高いです。
という事で今回は、エアガンのヒューズが切れる原因や対策、交換の方法を解説していきます。
エアガンのヒューズの役割
それではまず、電動ガンのヒューズにはどのような役割があるか解説します。
電動ガンのヒューズは、電動ガン内部に何らかのトラブルが起き、過剰な電流が流れたときに自壊して電流をカットする役割があります。
いわゆる「安全装置」のようなものですね。電動ガンのヒューズ切れの原因は、主に以下の3つに分類されます。
- 配線の被膜が破れ、ショートしそうなとき。
- 弾詰まりやギアのズレで、ギアロックを起こしたとき。
- バッテリーに過剰な負荷が掛かったとき。
それでは、この3つの原因と詳しい対処法を、次の章から解説していきます。
エアガンのヒューズ切れの原因①配線の被膜破れ
電動ガンのヒューズ切れの原因、一つめは配線の被膜破れです。
配線の被膜が破れていると、本来電流の流れるべきではない箇所に電流が流れてしまい、ショートの原因になります。最悪火災に発展しかねないので、非常に危険です。
そのとき、ヒューズが異常な電流を感知し、自壊することで電流が流れないようにするという仕組みになっています。
配線の被膜破れの対処法
配線の被膜が破れてしまった時の対処法は、配線自体を交換する、または熱圧縮チューブで保護するといった方法があります。
電動ガンの配線は意外と高価なので、熱圧縮チューブで破れた箇所を保護する方がおすすめです。熱圧縮チューブの使い方は、まずカットしたチューブを配線に被せます。
そうしたら、熱圧縮チューブをライターで炙ります。すると、熱圧縮チューブが収縮し、配線が保護されます。
ちなみに、一般的な電動ガンの配線の直径は2㎜です。そのため、熱圧縮チューブのサイズはφ3～4㎜程度がおすすめですよ。
エアガンのヒューズ切れの原因②ギアロック
電動ガンのヒューズ切れの原因、二つ目は、ギアロックです。ギアロックの原因は、主に以下の3つです。
- カットオフレバーのロック。
- ギアの嚙み合わせのズレ。
- ギアやピストンの破損。
カットオフレバーのロックの場合は、フルオートに切り替え、空撃ちすることでロックが解除されます。
その他の原因の場合、メカボックスを分解する必要があります。
ギアロックの対処法
ギアロックが起きた時、まずはフルオートで空撃ちしてみてください。それでも撃てないようなら、メカボックスを分解していきます。
電動ガンの分解方法は、各種WEBサイトを参考にしてください。また、メカボックスを開ける時に圧縮されたスプリングが飛び出る可能性があるので、要注意です。
メカボックスを開けたら、ギアやピストン、逆転防止ラッチの破損が無いか確認しましょう。破損があった場合、同じメーカーの純正品と交換してください。
特に破損が無いようなら、メカボックスを組みなおし、モーターの位置を調整します。何度か空撃ちしてみて、異音がしないような場所に調整してください。
エアガンのヒューズ切れの原因③バッテリーの過負荷
電動ガンのヒューズ切れの原因、三つ目は、バッテリーの過負荷です。
バッテリーに過負荷が掛かる原因は、本来想定されている以上の負荷が、モーターに掛かるためです。
主に、強力なスプリングに交換したときや、後付けでリコイルユニットを取り付けたときに起こります。
バッテリーの過負荷の対処法
バッテリーに過負荷が掛かっているときの対処法は、交換したスプリングやリコイルユニットを取り外し、純正に戻すことです。
モーターをよりトルクの高いものに交換する方法もありますが、そうするとメカボックスに負荷が掛かり、破損の原因となります。
どうしてもそういったカスタムをしたい場合は、ガンショップに持ち込み依頼をするのがオススメです。インターネットで申し込みもできるので、ぜひご活用ください。
エアガンのヒューズの交換方法
最後に、電動ガンのヒューズ交換の方法を紹介します。
交換方法は、ヒューズボックスを開け、切れてしまったヒューズを新しいものに取り換えるだけです。
交換するヒューズ選びの注意点は、アンペア(A)の数値です。スタンダードな電動なら15A、次世代電動ガンのようなリコイルユニット付きなら20Aを選びましょう。
電動ガンのヒューズは消耗品です。そのため、まとめ買いをしておくと、急なトラブルにも対応できますよ！
エアガンのヒューズまとめ
今回は、電動ガンのヒューズ切れの原因と対処法、交換方法について解説しました。原因と対処法をそれぞれ3つ紹介したので、おさらいしておきましょう。
- 配線の被膜破れ⇒熱圧縮チューブで破れを塞ぐ。
- ギアロック⇒フルオートで空撃ち。治らなかったらメカボックスを分解する。
- バッテリーの過負荷⇒電動ガンをノーマルに戻す。
ヒューズ切れにはさまざまな理由がありますが、いずれも放置すると大変な事故に繋がりかねません。
そのため、ヒューズが切れてしまったときは上記のようなトラブルが無いか、しっかりと確認してくださいね！
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