東京マルイ トンプソンM1A1 スタンダード電動ガンレビュー

こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか？

今回は、東京マルイから発売されている、『トンプソンM1A1』スタンダード電動ガンをレビューしていきます。

トンプソンM1A1とは？

トンプソンM1A1は、.45ACP弾を使用する、オープンボルト方式のサブマシンガン。1920年代に開発され、当初は民間市場向けに販売されましたが、後に軍事用途にも採用されました。

第二次世界大戦のアメリカ軍で使用された他、朝鮮戦争、ベトナム戦争でも使用が確認されています。

禁酒法時代のギャングを象徴する銃器でもあり、「トミーガン」「シカゴ・タイプライター」といった異名でも知られています。

東京マルイ トンプソンM1A1の基本スペック

東京マルイ トンプソンM1A1の内容物

東京マルイ トンプソンM1A1の外装レビュー

それでは、外装を見ていきましょう。アウターバレル、フロントサイトは亜鉛ダイキャスト製。

実銃同様フロントサイトの調整や、マズルデバイスの付け替えはできません。

ハンドガードは、木目調のプリントが施されたABS樹脂製。2000年発売のモデルとしては安っぽさが無く、マットな質感です。

アウターバレルにしっかりと固定されているため、軋みもほとんどありません。また、下部にはスリング取り付け用の金具が付いています。

アッパーフレームは亜鉛ダイキャスト、ロアフレームとグリップはABS樹脂製です。ロアフレームはつや消し塗装が施されており、安っぽさはありません。

トリガーは、ストロークはやや長めながら、トリガープルは軽く引きやすいです。グリップはかなり太く、角度も急で握りづらく感じますね。

チャージングハンドルは、フルオープン可能。また、画像の位置で固定することができます。

セーフティレバー、ファイアリングレバーは180度回して操作します。クラシックな銃なので、操作感はかなり独特。

マガジンキャッチは下から押し上げることで解除できますが、グリップが大きく親指が届きづらいため、操作しにくいですね。

ピープ式のリアサイトは実銃とは違い、上下左右に微調整可能。サイドガードは金属ですが、リアサイト自体は樹脂製なので、少し頼りなく感じます。

ストックもハンドガードと同様、木目プリントされた樹脂製。大柄な曲銃床なので、独特な構え心地です。

下部には、スリング取り付け用の金具が付いています。

バットプレートは金属製。フタを開けた後、左右どちらかに90度回転させると、バッテリースペースにアクセスできます。

バッテリスペースは広く、ミニSバッテリーを余裕を持って入れることができます。コネクターは旧式のニカドバッテリー用なので、ニッスイやリポを使うなら交換が必要です。

ホップアップ

ホップアップ調整ダイアルは、エジェクションポートかマガジン挿入口から操作可能。クリック感は無く無段階に調整できます。

マガジン

マガジンは、ロングタイプの60発装填可能なノーマルマガジンが付属。オプションとして、ショートタイプの190連、ロングタイプの420連多段マガジンが発売されています。

東京マルイ トンプソンM1A1の使用感

トンプソンM1A1の使用感は、サブマシンガンとしては大柄で、取り回しはM4カービンと同じくらいです。

特にストックとグリップはアメリカンサイズで、独特の使用感。セレクター周りも洗礼されておらず、お世辞にも扱いやすいとは言えません。

とはいえ、ヒストリカルな銃だということを前提とするなら、サバゲーでも十分通用する使用感ですね。

東京マルイ トンプソンM1A1の実射性能

実射性能は、東京マルイ製だけあり射程、命中精度ともに申し分なし。サイクルも16RPSと平均的で、安定感がありますね。

トリガーストロークは長めなもののトリガープルは非常に軽く、セミオートの速射性も悪くないと感じます。

ピープサイトの穴が大きいので視界は広いものの、遠距離の精密射撃にはあまり向きません。

東京マルイ トンプソンM1A1レビューまとめ

今回は、東京マルイ『トンプソンM1A1』スタンダード電動ガンをレビューしました。

外装は2000年発売と昔のモデルながら、安っぽさがなく質感良好。剛性も高く、樹脂特有の軋みも特に感じませんでした。

実射性能も東京マルイだけあり非常に高く、サバゲーでガンガン使って行けますね。

「クラシックなサブマシンガンが欲しい」「WW2期のエアガンを使いたい」といった方には、ぜひおすすめしたい一挺ですよ。