
こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?
今回は、東京マルイから発売されている、『SIG P226レイル』ガスブローバックガンのレビューをしていきます。
SIG P226とは?
SIG P226は、ドイツのザウエル&ゾーン社が開発したオートマチックピストル。SALsやSASといった特殊部隊や、FBIを始めとした各警察機関で採用されています。
最大の特徴は従来のものよりシンプルで確実なSIG式ロッキング・システムにあり、後年の銃器開発に大きな影響を与えました。
映像作品での出番も多く、『007シリーズ』や『24-TWENTY FOUR-』など、さまざまなドラマや映画でで姿を見ることがあります。
東京マルイ SIG P226レイルの基本スペック
全長 | 196mm |
重量 | 797g(からマガジン含む) |
装弾数 | 25 + 1 発 |
パワーソース | フロンガス |
定価 | 14,800円 税込 |
最高初速 | 65.8m/s |
平均初速 | 86.8m/s |
最低初速 | 64.8m/s |
ジュール | 0.42J |
※0.2gBB弾使用、室温15度、10発での計測
東京マルイ SIG P226レイルの外装レビュー

まずは全体像から見ていきましょう。コンパクトながら角ばった外観と、メカメカしい操作系でゴツい印象を受けます。

ホールドオープン。アウターバレルは、一般的な樹脂タイプで特別な塗装はされていません。

銃身下部は20㎜レイルが採用され、フラッシュライト等を取り付け可能です。ロアフレームはパーティングラインの処理がされておらず、やや目立ちます。

アイアンサイトはホワイトドットが打たれており、視認性良好。他の機種と比べてドットが小さいため、精密射撃に向きそうですね。

フレーム左側は、操作系が集中しています。左からテイクダウンバー、デコッキングレバー、スライドストップ。
デコッキングレバーはダミーではなく、押し下げるとハンマーをデコッキングできます。

フレーム右側は、うって変わって非常にシンプル。良くも悪くも、右利きの人に特化した設計になっていることがわかりますね。

トリガーはシンプルな形状ですが、かなり厚みがあり、好みの分かれる所。個人的にはもう少し薄い方が引きやすいですね。
トリガーストロークはシングルアクションでも長めですが、トリガープルは非常に軽く引きやすく感じました。
ホップアップ

ホップアップにアクセスするためには、テイクダウンする必要があります。テイクダウンバーを解除し、スライドを引くとテイクダウンできます。

ホップダイヤルは、一般的なガスブロタイプ。個体差か使用年数によるかもしれませんが、レバーの動きが他機種より軽く感じます。
マガジン

マガジンは、左側のマガジンバンパーが板状のタイプが付属します。装弾数25発のダブルカラムで、特にこれといった特徴はありません。
また、別売りで装弾数37発のロングマガジンも発売されています。
東京マルイ SIG P226レイルの使用感
コンパクトで軽量なハンドガンなので、取り回しは非常に良好。シボ加工がされたグリップは握りやすく、アンダーレイルも標準搭載されているので拡張性もあります。
また、デコッキングレバーやスライドストップ、マガジンキャッチといった操作系は全て親指で解除でき、右手で握った時はストレスなく操作できます。
その反面、左手側は操作しずらくなっています。また、シングルアクションオンリーの機種と比べるとトリガーストロークが長く、気になる方もいるかもしれません。
東京マルイ SIG P226レイルの実射性能

やや古いモデルですが、実射性能は十分で、動作や初速も安定しています。
リコイルはコンパクトモデルながら、ずっしりと重く感じました。その分、スライドスピードはモッタリ気味で、最新機種のようなキレはありません。
トリガーストロークはダブルアクションでも長めですが、トリガープルはとても軽いので、撃ちやすく感じましたね。
東京マルイ SIG P226レイルのレビューまとめ
今回は、東京マルイから発売されているSIG P226レイルをレビューしました。
コンパクトで操作感が良く、装弾数も標準的なので非常にバランスのいい性能を持ったハンドガンだと感じました。
東京マルイのガスブロハンドガンの中でも設計が古い方ですが、実射性能は十分。冷えにもそれなりに強く、サバゲーでもガンガン使って行けるでしょう。