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こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?
今回は、エアガンの大掃除。ICS製のガリルをオーバーホール(完全分解)して、内部パーツのメンテナンスをしていきます。
極力お金をかけず、自力でエアガンの内部メンテナンスをしたいと思っている方、ぜひ今回紹介する方法を参考にしてみてくださいね!
電動ガンのメンテナンス①チャンバーの分解・清掃
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まずは、チャンバーを分解します。
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すかさずチャンバーパッキンをチェック。ホップを掛けっぱなしにすると、ホップ窓が変形することがあるので、そうなったら交換します。
今回はあまり変形していないので、そのまま使って良さそうです。
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次に、チャンバーの汚れを見ていきます。マガジン側が砂埃で汚れていたので、掃除する必要がありますね。
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クリーニングロッドにペーパータオルを巻いて、軽く掃除してあげましょう。
電動ガンのメンテナンス②インナーバレルの清掃とコーティング
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次に、インナーバレルを見ていきましょう。ピンボケして分かりずらいですが、黒い汚れがびっしりこびりついています。
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いつも通りクリーニングロッドにペーパータオルを巻いて、掃除します。詳しいやり方はこちらで解説しているので、気になる方はどうぞ。
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今回は更に、艶出し剤でコーティングします。埃がたまりずらくなるので、一度やっておくと今後のメンテナンスが楽になりますよ。
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やり方は、ペーパータオルに軽く吹きかけて、バレル内部を何度か往復。最後に、しっかりと乾拭きすれば完了です。
電動ガンのメンテナンス③チャンバー周りの組立て
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チャンバー周りの清掃が終わったので、組みなおしていきます。チャンバーパッキンとインナーバレルの間には、高粘度グリスを塗って気密を取ります。
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チャンバーパッキンの外側に、軽くシリコンスプレーをかけておきます。バレル内に入ってしまうと弾道に悪影響を及ぼしてしまうので、注意しましょう。
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後は、チャンバーを分解した逆順で組み立てて完了。最後に、ホップがまっすぐ降りてきているかチェックします。
まっすぐ降りてきていない場合は、チャンバー内でインナーバレルを回して調整してください。
電動ガンのメンテナンス④メカボックスの分解
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チャンバー周りが終わったので、次はメカボックスに移ります。まずは、モーターを取り外していきます。
電動ガンのモーターは磁力が強く、ネジや小バネがくっついてしまいます。そのため、ジップロックなどに入れて保管してあげましょう。
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次に、逆転防止ラッチを解除してからメカボックスを割ります。1年ぶりのオーバーホールですが、思ったより汚れてないですね。
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続いてギア周りを見ていきますが、その前にシムを取り出しておきましょう。後でどこのシムか分からなくならないように、メモしておくと便利ですよ。
電動ガンのメンテナンス⑤ギア周りのチェックと清掃
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それでは、ギアの消耗具合を見ていきましょう。多少すり減ってはいるものの、欠けも無く全然使えそうですね。
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ということで、今回はギアの交換はナシ。パーツクリーナーで洗浄して、グリスアップをしておきます。
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グリスは、東京マルイの高粘度グリスを使用。ギアの歯一枚一枚に、馴染ませるように塗っていきます。
電動ガンのメンテナンス⑥シリンダーのチェックと清掃
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続いて、シリンダーをチェックします。傷こそないものの、グリスが真っ黒になっていて、きったないですね。
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ということで、パーツクリーナーで洗浄。
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最後に、東京マルイのシリコングリスを塗ります。塗り過ぎるとピストンスピードが落ちてしまうので、厚塗りは厳禁ですよ。
電動ガンのメンテナンス⑦ピストン周りのチェックと清掃
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次に、ピストン周りを見ていきます。歯の減りはあまりないものの、Oリング付近がえらい汚いですね。
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ピストンヘッドにも、汚れがびっしりこびりついています。特に、円柱部分はBB弾にエアが吹きかかる場所なので、この汚れ方はマズイですね。
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タペットプレートの先端も、だいぶ汚れてますね。シーリングノズル内部にも及んでいるので、洗浄が必要です。
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ということで、中性洗剤でまとめて洗ってしまいます。この3つのパーツは樹脂製なので、パーツクリーナーを使うと浸食されてしまい、破損の原因になるので要注意です。
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乾いたところでグリスアップ。Oリングが嵌る部分とピストンレール部分にはシリコングリス、歯の部分には高粘度グリスを塗ります。
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Oリングにもシリコングリスを塗っていきます。
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シリンダーヘッドは、円柱部分の外側にはシリコングリスを。Oリング部分には高粘度グリスを塗ります。
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タペットプレートには、全体にシリコングリスを薄く塗っておきます。
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最後に、ピストンの気密をチェック。良い感じに抵抗があったので、完成です。
電動ガンのメンテナンス⑧接点スイッチのチェック
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次に、トリガーの接点スイッチをチェックしましょう。FETを入れてるおかげで、全く焼けてないですね。
グリスもまだ残っていたので、このまま戻します。接点スイッチが焼けていた場合は、接点グリスを塗ってあげると復活することがありますよ。
電動ガンのメンテナンス⑨メカボックスの清掃とグリスアップ
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続いて、メカボックス本体をパーツクリーナーで掃除します。ここはあまり汚れていなかったので、ざっくりと。
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掃除したら、グリスを塗りなおします。ピストンレールとタペットプレートの可動部にはシリコングリスを、軸受けとギア周辺には高粘度グリスを使用します。
電動ガンのメンテナンス⑩メカボックスの組立てと試運転
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最後に、メカボックスを組み立てます。ここでパーツを入れ忘れると後々面倒なので、要注意ですよ。
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メカボックスを閉じたら、ネジを締めます。このとき、ネジに軽くネジロック剤を塗ってあげましょう。
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ネジを締めたら、バッテリーに繋いで試運転します。ギアノイズも無く、問題なく撃てました。
ここでギアノイズがある場合は、モーター下のイモネジで調整しましょう。
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最後に、初速とサイクルをチェック。0.25gBB弾使用で82.7m/sなので、法定初速からも余裕があっていい感じですね。
サイクルは遅めですが、セミがキレッキレなので良しとしましょう。個人的に納得のいく数値になったので、メンテナンス完了です。
電動ガンのオーバーホール・メンテナンスまとめ
今回は、電動ガンのオーバーホールメンテナンスの方法を実践しながらご紹介しました。まとめると、このようになります。
- チャンバーの分解、清掃
- インナーバレルのクリーニング
- メカボックスの分解清掃、グリスアップ
- 試運転、慣らし運転
電動ガンのオーバーホールは細かいパーツまで分解する必要があり、敷居が高いかもしれません。パーツを無くしたり、壊してしまったりといったトラブルが起きることがあります。
手先が器用さにあまり自信が無い、時間が無くて面倒くさいという方は、ショップに持ち込みをおすすめします。
私の運営しているネットショップ『Gunsmith Tigger』では、電動ガンのオーバーホール・メンテナンスも承っていますので、ぜひご活用ください!