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【検証】サマリウムコバルトモーターの実力は?3種比較してみた!

こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?

以前、電動ガンのモーターの選び方について解説しましたね。数あるモーターの中でも、最高峰のトルクを発揮するのが、東京マルイの『サマリウムコバルトモーター』です。

ということで今回は、サマリウムコバルトモーターの実力を検証していきます。

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条件設定

初めに、今回の検証の条件を設定します。使用するエアガンは東京マルイのM14、ノンカスタム品を使用します。

使用バッテリーは、ET-1の7.4Vリポバッテリー。モーターはEG-700、TURBO-3000、サマリウムコバルトモーターの三種類を用意しました。

これらのモーターを乗せ換え、セミオート射撃の動画を撮影。射撃時の音声を抽出し、モーターが起動してから発射音がするまでの時間を比較していきます。

EG-700モーターの測定結果

まず、純正に付属しているEG-700モーターから見ていきましょう。射撃映像がこちらになります。

トリガーレスポンスは、ややモッサリとした印象。トリガーを引いてから、少し時間を置いて発射されるような感じですね。

決して悪くはないですが、FETや電子トリガーになれている方だと、少々物足かもしれません。

モーターが起動してから、音が止まるまでの時間を画像にしたものがこちら。

大体、トリガーを引いてから発射されるまでの時間が0.085秒。モーターが停止するまで、約0.235秒かかることがわかりました。

TURBO-3000モーターの測定結果

次に、ICSAirsoftのTURBO-3000モーターに乗せ換えた動画がこちらになります。

発射音を聞くだけでも、大分トリガーレスポンスが改善されたことがわかりますね。海外製のモーターですが、EG-1000相当の性能はありそうな感じです。

モーターが起動してから、発射音がするまでの時間を画像にしたものがこちら。

大体、トリガーを引いてから発射されるまでの時間が0.085秒。モーターが停止するまで、約0.195秒かかることがわかりました。

サマリウムコバルトモーターの測定結果

最後に、サマリウムコバルトモーターに乗せ換えた動画がこちらになります。

素晴らしいトリガーレスポンス。トリガーを引いてから発射されるまでのラグがほとんどなく、ガスガンやエアコキのような感覚で射撃ができます。

モーターが起動してから、発射音がするまでの時間を画像にしたものがこちら。

大体、トリガーを引いてから発射されるまでの時間が0.07秒。モーターが停止するまで、約0.17秒かかることがわかりました。

各種モーターの性能比較

三種類のモーターの計測が終わったので、比較してみましょう。波形を重ねた画像が、こちらになります。

赤線がモーターが動き出してから発射されるまでの時間、緑線が発射されてからモーターが停止するまでの時間です。

EG-700とTURBO-3000では、発射されるまでの時間はぼほ同じ。その代わり、モーター停止までが短くなりました。

対して、サマリウムコバルトモーターは、発射されるまでの時間、モーター停止までの時間共に短縮されたことがわかりますね。

サマリウムコバルトモーターの性能比較まとめ

今回は、EG-700、TURBO-3000、サマリウムコバルトモーターの三種類のモーターを比較してみました。

結果として、EG-700とサマリウムコバルトモーターを比べると、レスポンスが約1.4倍ほど向上することがわかりました。

また、TURBO-3000とサマリウムコバルトモーターでは、約1.15倍の性能差がありました。TURBO-3000はEG-1000と性能が近いので、こちらの方が参考になる数値ですね。

非常に高性能ながら値段の高いサマリウムコバルトモーター。乗せ換えを考えている方は、ぜひ今回の測定結果を参考にしてみてくださいね。