こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?
今回は、東京マルイから発売された、『AKM』ガスブローバックマシンガンをレビューしていきます。
AKMとは?
実銃のAKMは、AK-47の近代化改修モデルです。AK-47の問題点であった、反動の軽減や生産性の向上を目的とした改修が行われています。
その頑丈さと安価で生産できることから、共産圏の各国でライセンス生産されました。そこから中東の紛争地域に流出し、テロリストやゲリラの代表的な銃としても有名ですね。
実銃のAKMをもっと知りたい、という方はこちらの記事で詳しく解説しています。興味のある方は、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
東京マルイ AKMの基本スペック
全長 | 850mm~920mm |
重量 | 2230g |
装弾数 | 35発 |
パワーソース | ガス |
定価 | 59,800円(税別) |
最高初速 | 70.0m/s |
平均初速 | 68.4m/s |
最低初速 | 66.6m/s |
ジュール | 0.46J |
※室温25度、0.2gBB弾使用、ノンホップ10発での計測
東京マルイ AKMの内容物
- 本体
- マガジン
- クリーニングロッド
- BBローダー
- BB弾
- 取扱説明書
- 製品保証書
東京マルイ AKMの外装レビュー
それでは、外装を見ていきましょう。特徴的な竹槍状のフラッシュハイダーは、精密に造形されています。
フロント周りの金属部分は、クリーニングロッド以外は亜鉛ダイキャスト。クリーニングロッドはスチールになっています。
クリーニングロッドは取り外し可能。長さはハンドガードリテイナーまでで、実銃よりも短くなっています。
ハンドガードは樹脂ながら、東京マルイの誇る印刷技術で、木目を美しく再現しています。
リアルウッドのLCT社製、RPK軽機関銃と比較してみました。パッと見ではどちらがリアルウッドか、見分けづらい程ですね。
ただ、下部にパーティングラインが割とくっきり出てしまっています。印刷が素晴らしいだけに、個人的には残念ポイントでした。
エレベーション式のリアサイトは、シームレスに調整可能。目盛りは刻印+ホワイトの墨入れで、キリル文字仕様になっています。
フロントサイト、フロントサイトブロックともに亜鉛ダイキャスト製でした。
続いてフレーム部。レシーバーカバーとセレクターはスチールで、それ以外は亜鉛ダイキャスト製です。
ロアフレームはざらつきがあり、AKにしてはシックな印象。溶接跡はモールドとして再現されており、荒々しさは控えめなものの、美しく仕上がっています。
セレクターはやや固めながらクリック感があり、操作しやすく感じました。もちろん、セフティーではチャージングハンドルを引くことはできません。
レシーバーカバーを外すと、ぶっといリコイルスプリングが現れます。AKのガスブロは、コレがたまりませんね!
グリップは、電動ガンと比べて細身で、とても握りやすいですね。ベークライト風の塗装も綺麗です。
トリガーはストロークが短く、トリガープルも軽めで、とても引きやすい印象。シアの落ちる感覚も滑らかで、撃っていて気持ちが良いですね。
ストックも、木目風プリントで再現されています。スイングスイベルは左側面に取り付けられており、いわゆる初期型の再現ですね。
ホップアップ
ホップアップは、上の画像の箇所から調整できます。少し手が届きにくい場所ですが、分解せずに調整できるのは便利ですね。
マガジン
マガジンはスチールプレス風の、亜鉛ダイキャスト製。装弾数は35発と少なめながら、ずっしりと重く存在感があります。
ガスは下部から注入します。容量は、大体34gでした。
東京マルイ AKMの使用感
重量は3,550gと標準的で取り回しも良く、どのフィールドでもオールマイティに活躍できそうです。ただ、装弾数は35発と少なめなので、予備マガジンは多めに持ち歩きたい所。
反動はかなり強力で、撃っていてとても楽しいですね。金属のボルトが、ドカッドカッと動く感覚が心地よく肩にかかってきます。
東京マルイ AKMの実射性能
流石の東京マルイ製だけあり、ガスブロとは思えないほどの命中精度です。大体40メートルまで、スーッと飛んでいく弾道は気持ちがいいですね。
冷えにも強く初速も安定していて、サバゲーでも十分に主力として使っていけそうです。
東京マルイ AKMのまとめ
今回は、東京マルイAKMをレビューしました。
外装はやや綺麗すぎるきらいがあるものの、木目プリントや刻印は美しく仕上がっており、非常にクオリティが高く感じました。
動作面でも、流石の東京マルイ。非常に安定しており、30~40メートル先の的にもバシバシ命中します。
「AKが好き」「ガスブロの長物が欲しい」といった方には、ぜひおすすめしたい一挺です!