こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?
最近、電動ガンの電子制御が流行していますよね。ただ、いかんせん電子トリガーは値段が高く、中々手が出ない方もいるのではないでしょうか。
そこでオススメなのが、6,600円で買えるプリコック機能付きFET『スリム・ステップ3』です。今回は、この『スリム・ステップ3』の機能や取り付け方を解説していきますよ。
プリコックFET『スリムステップ3』の主な機能
初めに、『スリムステップ3』の主な二つの機能を紹介します。
一つ目は、トリガースイッチの接点を保護する機能です。FETの基盤によって電流をコントロールし、スイッチ焼けを防ぐことができます。
トリガースイッチの接点保護に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています。興味のある方は、こちらをどうぞ。
二つ目は、ピストンの後退をコントロールする、通称「プリコック機能」です。電動ガンの発射前にピストンをあらかじめ引いておくことで、トリガーレスポンスが飛躍的に向上します。
次は、実際にスリムステップ3の「プリコック機能」の使い方を見ていきましょう。
『スリムステップ3』のプリコック機能を使ってみる
『スリムステップ3』のプリコック機能の使い方はとても簡単。FET基板本体に付いているプラスネジを回して、調整するだけです。
デフォルトの位置がこちら。ここからネジを右に回すと、ピストンの後退位置を調整することができます。
ネジを回し過ぎると、2点バーストになってしまいます。そのまま使うとピストンクラッシュの危険性があるので、上手に調整しましょう。
次に、プリコック機能を使うと、どれくらいセミオートのキレが変わるのか比較してみます。
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プリコックONとOFFでセミオートのキレを比較!
それでは、早速トリガーレスポンスを比較していきましょう。まずは、プリコック機能をOFFにした状態から。
モーターが良いので中々のキレですが、それでもトリガーを引いてから発射されるまで、若干のラグがありますね。
続いて、プリコック機能を適正位置に調整してみます。動画ではわかりずらいかもしれませんが、ラグが全くなくなりました。
プリコックFET『スリムステップ3』の配線例
便利機能が詰まった『スリムステップ3』ですが、FETは取り付けが難しいといったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで、私が実際にVER3メカボックスに取り付けた方法をご紹介します。FETの取り付けにはハンダごてが必要なので、持っていない方はこちらから購入できますよ。
まず、モーターから伸びているマイナス線(黒い線)を途中でカット。スリムステップ3側のマイナス線とハンダで接続し、熱圧縮チューブで保護します。
次に、トリガースイッチ接点の配線を変更します。上側のプラス線(赤い線)を外し、下側のプラス線にハンダ付けしましょう。
最後に、先ほど取り外した上側のスイッチ接点に、スリムステップ3の細くて赤い線(信号線)を取り付けます。後は、FETにコネクタを取り付ければ完了です。
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FETの組み込みに自信の無い方はこちら
ここまで、『スリムステップ3』の組み込みについて解説してきました。ハンダごてを使う必要があるので、中々難しそうだと感じた方もいるのではないでしょうか。
そんな方には、公式ショップでの購入がオススメ。組み込み料金込みで1万1千円~1万3千円で購入できますよ。
こちらのボタンからKITBOY公式ショップに飛べるので、自力での組み込みに自信の無い方は、ぜひご利用ください。
プリコックFET『スリムステップ3』のデメリット
ここまで『スリムステップ3』の良い所ばかりお話してきましたが、実は結構大きなデメリットが二つあります。
一つ目は、”スリム”ステップ3と言う名前の割に、結構大きいこと。バッテリースペースをある程度取れるエアガンでないと、取り付けができません。
もう一つは、箱出しだとプリコックされたピストンを解除する機能が無いことです。ピストンが引かれたままだと、スプリングがヘタってきてしまうので、エアガンのパワーが落ちてしまいます。
一応、解除機能自体はあるものの、別途スイッチと配線が必要です。これも中々大変な作業なので、箱出しで付いていて欲しい機能ですね。
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プリコック機能付きFET『スリムステップ3』のまとめ
今回は、プリコック機能付きFET『スリムステップ3』を紹介しました。
本体が大きめで機種を選ぶものの、多彩な機能を持つ、コストパフォーマンスの高いFETです。また、純国産なので、サポートが充実しているのも嬉しい所。
こちらの掲示板から直接やりとりができるので、困ったことがあったら質問してみましょう。
6,600円で買えるプリコック付きFET、お安く電動ガンの電子制御をしたい方に、オススメの商品ですよ!