こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?
エアガンの給弾を一手に担う「ノズル」。初速や命中精度にも関わるパーツで、実は最も「カスタムし甲斐」のあるパーツです。
ということで今回は、電動ガンのノズルを解説します。また、オススメのカスタムノズルも三つ、ご紹介するのでぜひ最後まで見ていってくださいね!
電動ガンのノズルの役割
ノズルは、タペットプレート先端に取り付けられた筒状のパーツ。主にBB弾の給弾と、BB弾の発射を助ける役割を持っています。
電動ガンは、トリガーを引くとモーターが回転し、その力でギアが回転します。そのとき、ピストンが引かれるのと同時にタペットプレートも後退します。
連動してノズルも後退、マガジンからチャンバーを通してせり上がってきたBB弾が、チャンバー内部に給弾されます。
その後、ピストンとほぼ同時にタペットプレートも解放。ノズルを通して圧縮された空気が送られ、チャンバーパッキンを通り、BB弾が発射されます。
ノズルとシリンダーヘッドの気密
先ほど、ノズルを通して、BB弾に圧縮された空気が送られると解説しましたね。そのノズルと連動しているパーツが、シリンダーヘッドです。
当然、ノズルとシリンダーヘッドの間にエア漏れがあると、初速は落ちてしまいます。
エア漏れの確認方法は、シリンダーと同じように。ノズルを指で押さえ、ピストンを押し込んで、抵抗があるか確認してみましょう。
このとき、抵抗なくピストンが前進してしまうと、エア漏れが起きています。エア漏れが起きている場合は、次に解説する内容を実践してみてください。
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ノズルとシリンダーヘッドのエア漏れの対処法
エア漏れが起きたときの対処法は、主に二つ。一つ目は、シリンダーヘッド先端の外径を広げてしまう方法です。
ポンチをシリンダーヘッドに突っ込み、上からハンマーで叩いて外径を広げます。このとき、広げ過ぎてしまうとノズルの稼働を阻害してしまい、給弾不良の原因になります。
広げ過ぎないように、慎重に作業してください。そういった作業に自信の無い方は、ノズルの交換をオススメします。
カスタムノズルの中には、中にOリングが取り付けられているものがあります。ノズルとシリンダーヘッドが密着するようになるので、エア漏れの解消にはもってこいですよ。
ノズル長とつまずきホップ
これまで、ノズルが初速に対して与える影響について解説しました。続いて、命中精度に与える影響について解説します。
冒頭で、ノズルはマガジンからせり上がってきたBB弾を、チャンバーに給弾する役割があると説明しましたね。そのときBB弾は、チャンバーパッキンとノズルによって固定されます。
ここでチャンバーパッキンの突起と、ノズルの間に隙間があると、ホップが安定して掛かりません。これを、「つまずきホップ」と言います。
つまずきホップを解消するためには、ノズル長を延長する必要があります。しかし、ノズルが長すぎると、給弾できなくなってしまいます。
カスタムパーツの中には、つまずきホップの解消と給弾を両立したものもあります。次の章からは、オススメのカスタムノズルを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
オススメのカスタムノズル①『PROMETHEUS シーリングノズル』
オススメのカスタムノズル、一つ目はLayLaxの『PROMETHEUS シーリングノズル』です。
基本的な形状、ノズル長は東京マルイと同じで、スタンダードで使いやすいノズル。更に、内部にOリングははめ込まれているので、 サバゲータウン 買取担当者様にはもってこいです。
エアガンの初速が落ちてきたと思ったら、このパーツに交換すると改善する可能性があります。お値段も1,500円程度とリーズナブルな価格なのも嬉しいですね。
オススメのカスタムノズル②『FIREFLY でんでんむし』
オススメのカスタムノズル、二つ目はFIREFLYの『でんでんむし』です。
でんでんむしは、斜めに切り落としたような先端形状が特徴的。先端は通常のノズルよりも長くなっており、BB弾をチャンバーパッキンにしっかりと押し付けることができます。
更に、ノズル先端、チャンバーパッキン、バレル底部の三点でBB弾を保持するため、常に同じ位置に給弾することが可能になります。
非常に優れた構造のカスタムノズルですが、給弾不良が起きることがあるのが唯一の難点。その場合、少し加工する必要があるので、注意してくださいね。
オススメのカスタムノズル③『パカ山クラフト Φノズル』
オススメのカスタムノズル、二つ目はパカ山クラフトの『φノズル』です。
ノズル先端が平面の壁になっており、正面から見ると「φ」の文字に似ていることから名付けられました。
上の画像のように、平面でBB弾を給弾するので、疑似的にノズルを延長するのと同じ効果を得られます。更に、外観上は通常のノズルと同じなので、給弾不良の心配もありません。
私も愛用しているノズルですが、残念ながら現在品薄。再販の目途も無いようなので、見つけたら要チェックですよ!
電動ガンカスタムの『全て』をまとめました!
この記事では「シーリングノズル」について解説しましたが、もちろん電動ガンには他にも内部パーツがありますよね。
そこで、私がいつもどのように電動ガンをカスタムしているかを、こちらの記事にまとめました。
「これから電動ガンのカスタムをしてみたい」「内部カスタムにチャレンジしたい」といった方、必見の内容となっております。ぜひ、あわせて読んでみて下さいね!
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