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【Tigger流エアガンカスタム】インナーバレルの種類と役割

こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?

BB弾の発射口である「インナーバレル」。エアガンの命中精度や初速に大きな影響を与えるパーツで、インナーバレルの精度でエアガンの性能が変わると言っても過言ではありません。

ということで今回は、インナーバレルの役割や種類について解説します。ぜひインナーバレル選びの参考にしてみてくださいね!

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エアガンのインナーバレルの役割

インナーバレルは、BB弾が通過する銃身です。BB弾はマガジンからチャンバーを通り、インナーバレルから発射されます。

そのとき、ピストンから圧縮された空気がBB弾を後押しし、バレル内で加速します。同時にホップの回転で上向きの力がかかり、バレル内部で数回、反射します。

当然ですが、インナーバレルが曲がっていると、BB弾が乱反射してしまいまっすぐ飛んでいきません。

そのため、インナーバレルは、エアガンの初速と命中精度両方に高い影響を及ぼすパーツなのです。

エアガンのインナーバレル長とシリンダー容量の関係

それではまず、初速に及ぼす影響から解説します。基本的な考え方としては、インナーバレル長とシリンダー容量のバランスを取ることです。

シリンダー容量に対し、インナーバレル長が長すぎると、途中でBB弾が失速してしまい初速が落ちてしまいます。

逆にインナーバレルが短すぎると、BB弾が加速しきる前に発射されてしまい、空気が無駄になってしまいます。

BB弾の重量によっても変わってきますが、一般的にバレル長:シリンダー容量2:1が良いとされています。こちらの記事でも検証しているので、ぜひご参考に。

また、インナーバレル長の調整方法についても、別記事で解説しています。ステップ形式で丁寧に説明しているので、ぜひご一読ください。

エアガンのインナーバレルの種類

また、インナーバレルとシリンダー容量の関係として、長さだけではなく内径も重要になってきます。

インナーバレルの内径は、東京マルイの標準サイズで6.08㎜。これよりも内径が狭いのがタイトバレル、広いのがルーズバレルです。

それぞれ特性が違うので、カスタムによって使い分ける必要があります。次の章では、タイトバレルとルーズバレルの利点と欠点を解説します。

タイトバレルのメリットとデメリット

タイトバレルのメリットは、BB弾を押し出す時に空気のロスが少ないことです。そのため、端的に言えば初速が上がります

アウターバレルの長さが短くても初速が出しやすいので、全長の短いエアガンに向いています。

タイトバレルのデメリットは、バレル内部で反射しやすいこと。また、BB弾によっては弾詰まりを起こす可能性があることもデメリットの一つです。

ルーズバレルのメリットとデメリット

ルーズバレルのメリットは、バレル内部でBB弾が反射しにくいことです。BB弾とバレルの隙間が大きい分、内壁に当たりつずらくなる為です。

そのため、基本的に命中精度が上がります

デメリットは、パワーロスが多く、空気が無駄になることです。ルーズバレルで初速を出そうとすると、強力なスプリングを使用する必要があります。

エアガンのインナーバレルの素材

長さ、内径の他に、インナーバレルの素材も命中精度に影響を及ぼす要素の一つです。

主なインナーバレルの素材は真鍮。内面が滑らかで、BB弾を加速させるのに最適な素材です。基本的には、真鍮製を選んでおけば問題ありません。

一部のカスタムインナーバレルは、ステンレスで出来ています。錆に強く曲がりずらいので、高い精度を保つことができるようになります。

また、安価な海外製電動ガンには、アルミのバレルが採用されていることがあります。アルミは変形しやすいので、できれば交換した方が良いでしょう。

エアガンのインナーバレルのホップ窓

インナーバレル後端のホップ窓にも、いくつか種類があります。

代表的なのは、ホップ窓を拡大した「長掛けホップ」。通常のホップより長い間ホップを掛けることで、弾道を変化させることが可能になります。

他に、チャンバーパッキンの変形を防ぐように、ホップ窓後端が斜めに切られたものもあります。ここはチャンバーパッキンとの兼ね合いも重要になってくるので、色々試してみましょう。

チャンバーパッキンの役割や種類については、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ、合わせてご一読ください。

エアガンのインナーバレルの精度

これまでインナーバレルの種類について解説してきましたが、一番大事なのは、インナーバレルの精度です。

インナーバレルが曲がっていると、BB弾がバレル内壁に当たってしまい、弾道がブレてしまいます。そのため、インナーバレルは真っすぐであることが望まれます。

精度を確認するときは、ガラス板の上で転がしてみて、曲がりやたわみが無いかを見てみるのが良いでしょう。

また、インナーバレルとアウターバレルの隙間にも注意が必要です。隙間が大きいとインナーバレルがガタついてしまい、弾道がブレてしまいます。

こちらの記事で隙間の埋め方を解説しているので、ぜひご参考に。

エアガンのインナーバレルのメンテナンス

インナーバレルは、エアガンのパーツの中で最も外気と触れるパーツなので、汚れやすいです。

インナーバレルが汚れていると命中精度が落ち、初速にも影響を及ぼします。そのため、定期的なメンテナンスが必須となります。

具体的なメンテナンス方法はこちらの記事にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

エアガンのインナーバレルカスタムのまとめ

今回は、インナーバレルの役割や種類について解説しました。

インナーバレルのカスタムに関しては未だ議論が絶えず、ベストなセッティングというのはありません。安いパーツではありませんが、色々試してみるしかない、というのが現状です。

ちなみに、私の一押しは「東京マルイ純正」。マルイ製なら交換の必要が無い上に、非常に高い精度が保証されています。

インナーバレル選びに迷ったら、一度基本に立ち返り、純正に戻してみるのはいかがでしょうか。

電動ガンカスタムの『全て』をまとめました!

この記事では「インナーバレル」について解説しましたが、もちろん電動ガンには他にも内部パーツがありますよね。

そこで、私がいつもどのように電動ガンをカスタムしているかを、こちらの記事にまとめました。

「これから電動ガンのカスタムをしてみたい」「内部カスタムにチャレンジしたい」といった方、必見の内容となっております。ぜひ、あわせて読んでみて下さいね!

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