
こんにちは、Tiggerです。皆さんサバゲーしてますか?
今回は、東京マルイから発売されている、『G3 SG-1』電動ガンのレビューをしていきます。
G3 SG-1 とは?
G3は、ドイツのヘッケラー&コッホ社が開発したアサルトライフル。G3 SG-1は、その中でも厳選された部品を使用した、スナイパーモデルです。
アサルトライフルベースのため専用の狙撃銃には劣るものの、元となったG3自体の命中精度が高く、フルオート射撃も可能なことから軍や警察の狙撃班に採用されています。
ドイツ連邦軍ではマークスマン・ライフルとしての運用もされていましたが、同じくヘッケラー&コッホ社が開発したHK417に更新が進められています。
東京マルイ G3 SG-1の基本スペック
全長 | 1040mm |
重量 | 3,200 g |
装弾数 | 70発 |
パワーソース | 7.4v 2000mAh 30C |
定価 | 33,800円 税別 |
最高初速 | 87.2m/s |
平均初速 | 86.8m/s |
最低初速 | 86.2m/s |
ジュール | 0.75J |
※0.2gBB弾使用、室温20度、10発での計測
東京マルイ G3 SG-1の外装レビュー

それでは、外装レビューをしていきましょう。バレル周りからバイポッドまでは、金属製です。
ハイダーは14㎜逆ネジではないので、交換はできません。イモネジで止まっているだけなので、定期的に締め直さないと取れてしまいそうになります。

ガスチューブ、ハンドガードは樹脂製で、握ると軋む感じがします。ハンドガード下部のバイポッドは、根本のロックを解除すると開くことができます。

バイポッドを展開するとこんな感じ。首振りはできますが、伸縮機能はありません。

チャージングハンドルは、実銃同様の位置まで引くことができます。HKストラップもできますが、破損の危険性があるので推奨はされていません。

レーシーバーも樹脂製です。セレクターは大型で操作しやすいですが、ポジションの固定が甘く、セミオートで連射していると、だんだん下がってきます。

反対側でも、セレクターはライブ可動します。マガジンキャッチは、レシーバー下部のレバーと、右側面のマガジンキャッチボタンの二か所にあります。

マガジンは、AKやM14のように、前方から引っ掛けるタイプです。


フロント・リアサイトはMP5でお馴染みの、ドラム式サイト。20㎜レイルは搭載されていないので、光学機器を乗せるなら専用のマウントベースを購入する必要があります。

グリップは比較的細身で、緩やかなフィンガーチャンネルがあり握りやすく感じました。トリガーはストローク、トリガープル共に標準的です。

ストックは、大型のストックパッドと、チークパッドが標準搭載。どちらも調整機能はありませんが、ラバー素材なので滑りにくくなっています。
チークパッドは光学機器との併用を想定して付けられているため、アイアンサイトを使うなら、取り外した方が狙いやすいです。

ストックパッドを下方向にスライドすると、バッテリースペースにアクセスできます。

バッテリースペースには、かなり余裕があります。標準だと旧式のニッカドバッテリー用のコネクターなので、交換するか変換プラグを使用する必要があります。
ホップアップ

チャージングハンドルを少し引くと、ホップアップダイヤルにアクセスできます。ドラム式で無段階調整が可能。
マガジン
マガジンは、スチールプレスの70連マガジンが付属。500連の多段マガジンもラインナップされています。
東京マルイ G3 SG-1の使用感
全長1m超えと取り回しは悪いですが、樹脂フレームなので重量は3.2㎏程度とそれなりです。
それよりも、スナイパーライフル運用としては、首振りの弱さが気になる所。サードパーティから補強パーツが出ているので、組み込んでおくと安心でしょう。
元の銃としてもエアガンとしても設計が古いため、拡張性の低さなど気になる所はありますが、サバイバルゲームで使えるだけの性能は持ち合わせています。
東京マルイ G3 SG-1の実射性能
初速は高くはないものの安定していて、弾道も素直。旧型のEG700モーターの為、サイクルやセミオートのキレは今一つなので、ここは交換しておきたいですね。
トリガー周りは標準的で、特筆すべき所はありません。総合して、東京マルイのスタンダード電動ガンらしい性能にまとまっています。
東京マルイ G3 SG-1のレビューまとめ
今回は、東京マルイから発売されているG3 SG-1をレビューしました。
1995年発売と古いモデルなだけあり、剛性や外装のクオリティに気になる所はありますが、射撃性能自体は標準的です。
個人的に好きなフォルムの銃なので、ぜひ電動ガンプラスシリーズでリメイクしてほしい一挺ですね。