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【Tigger流エアガンカスタム】電子トリガーについて解説

こんにちは、Tigeerです。皆さんサバゲーしてますか?

最先端のカスタムパーツとして、電子トリガーの名前は良く聞きますよね。とはいえ、具体的にどんなモノかというのは、ご存じで無い方も多いのではないでしょうか。

という事で今回は、電子トリガーについて解説します。難しいことも優しく解説していきますので、ぜひ最後まで見ていってくださいね!

電子トリガーとは?

電子トリガーは、通常物理スイッチである電動ガンのトリガーを、電子回路に置き換え電気的に制御するカスタムパーツです。

メーカーによっては、ETU(Electronic Trigger Unit)やFCU(Fire Control Unit)とも呼ばれています。

モーターやギアの動きをコンピューターで制御できるため、セミロックが起こらずキレも良くなります。この他にもさまざまな機能が付いているので、次項で解説します。

電子トリガーの主な機能

MOSFET

電子トリガーには、MOSFETが標準搭載されています。MOSFETは通常の接点スイッチに比べ、効率的に電流を流せるため、発射サイクルやトリガーレスポンスが向上します。

プリコック

プリコックは、発射前にあらかじめピストンを引いておける機能。発射までのラグを最短にできるため、トリガーレスポンスが劇的に向上します。

アクティブブレーキ

アクティブブレーキは、モーターの回転を停止するときに逆回転をかけ、ブレーキをかける機能です。オーバーラン対策や、プリコック位置の制御に役立ちます。

セレクター設定の変更

通常セーフティ・セミオート・フルオートのセレクターを、バーストやバイナリトリガー(トリガーを戻すときにも発射される)に変更することができます。

サイクル調整

フルオートの発射サイクルを、調整することができます。サイクルが早すぎて、使いづらいときに便利です。

電子トリガーのデメリット・危険性

ここまで電子トリガーの利点ばかり解説してきましたが、もちろんエアガンのカスタムは、良いことばかりではありません。

トリガーを電子基板に置き換えるということは、何かトラブルがあったときに、トリガーが引きっぱなしになってしまうことも。

組み込み難易度が高く高価な割に、デリケートなパーツでもあるので、自分で取り付ける場合は細心の注意を払って作業する必要があります。

電子トリガーの分類:ビルトイン型と外付け型

電子トリガーは、メカボックスに内蔵するビルトイン型と、配線を置き換える外付け型に分かれます。それぞれ特徴があるので、見ていきましょう。

ビルトイン型の特徴

ビルトイン型は、トリガーやカットオフスイッチをセンサーに置き換えられます。そのため、細かいトリガーフィーリングの調整や、セミロックの防止をすることができます。

難点はメカボックスを開ける必要があり、組み込み難易度が高いことです。また、メカボックスの種類ごとに専用品を使う必要があるので、一部の機種にはそもそも組み込むことができません。

とはいえ、多彩な機能を持たせられ、細かい調整もできるため現在はビルトイン型が主流となっています。

外付け型の特徴

外付け型は、配線を付け換えるだけでいいので、組み込み難易度が低いです。また、機種を選ばず取り付けができます。

難点は機能が限定的で、基板を格納するためのスペースが必要なことです。

内蔵型電子トリガーの基盤構成

MOSFET

MOSFETは、電圧で電気の流れを制御する半導体チップ。スイッチのオンオフを担う、電子トリガーの中核を担う部品です。

マイクロコントローラ

マイクロコントローラは、電子トリガー全体を制御する部品です。プリコックやアクティブブレーキなど、電子トリガーの機能はここにプログラムされています。

トリガー検知スイッチ

トリガー検知スイッチは、トリガーが引かれたかどうかを検知し、射撃のタイミングを計るスイッチです。

セクター検知スイッチ

セクター検知スイッチは、セクターギアの回転を検知し、カットオフのタイミングを計るスイッチです。

セレクター検知スイッチ

セレクター検知スイッチは、セレクタープレートの動きを検知し、ファイアリングポジションを計るスイッチです。

電子トリガーの検知方法の違い

さきほど紹介したトリガー・セクター・セレクターの検知スイッチは、検知方法によって、物理スイッチ型・光学センサー型・磁気センサー型の3種類に分かれます。

それぞれ長所と短所があるので、解説していきます。

物理スイッチ検知

物理スイッチ検知は、非常に小さいディクタスイッチを使った検知方法です。

スイッチを押している感覚があるため、疑似的に実銃のようなツーステージトリガーを再現することができます。また、性質上誤検知が起きないのも特徴となっています。

難点は、トリガーストロークの調整ができないことです。また、使っているうちに摩耗してくるため、耐久性にやや難があります。

光学センサー検知

光学センサー検知は、LEDから出される光が遮断されているかどうかを、センサーで検知する方法です。

物理的に接触しないので、トリガーフィーリングを極限まで軽くできる他、トリガーストロークも細かく調整できます。また、摩耗しないため耐久性も高いです。

外部から光が入ってきてしまうと、誤検知してしまうのが弱点。光学センサー検知式を使う場合は、メカボックスの密閉が非常に重要です。

磁気センサー検知

磁気センサー検知は、トリガーやギアに磁石を取り付け、それをセンサーで検知する方式です。

光センサーと同じく非接触のため、高耐久かつ細かい設定が可能。磁力による検知なので、外光の影響を受けず、誤検知の心配もありません

弱点は、トリガーやギアが、磁石を取り付けられる専用品でなくてはならないことです。他の二つに比べて、カスタムの幅はどうしても狭くなってしまいます。

電動ガンに電子トリガーを搭載する方法

電動ガンに電子トリガーを搭載する方法は、大きく分けて3つあります。

一つ目は、はじめから搭載されている電動ガンを買うことです。確実に作動しますし、値段も2万~5万円程度なので、最もおすすめです。

二つ目は、自分で取り付ける方法です。好きな機種に好きな電子トリガーを入れられますが、トラブルがあっても自己責任です。

三つ目は、ショップに依頼する方法です。料金は多めにかかってしまいますが、自分で取り付けるよりも安心して使えます。

電動ガンカスタムの『全て』をまとめました!

この記事では「電子トリガー」について解説しましたが、もちろん電動ガンには他にも内部パーツがありますよね。

そこで、私がいつもどのように電動ガンをカスタムしているかを、こちらの記事にまとめました。

「これから電動ガンのカスタムをしてみたい」「内部カスタムにチャレンジしたい」といった方、必見の内容となっております。ぜひ、あわせて読んでみて下さいね!

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