
こんにちは、Tigeerです。皆さんサバゲーしてますか?
近年のサバゲーはセミオート戦が主流となってきており、セミオートのキレを良くするトリガーレスポンスカスタムは非常に人気です。
とこいう事で今回は、電動ガンのキレについて解説していきます。ぜひ、カスタムの参考にしてみてくださいね!
そもそもキレのいい電動ガンとは?
セミオートの追従性が高いことを「キレが良い」と言いますが、電動ガンのキレは二つの要素から成ります。
一つは、トリガーを引いてからBB弾が発射されるまでの時間が短いこと。トリガーレスポンスとも言われ、電動ガンのトルクと相関関係があります。
もう一つは、BB弾が発射されてから、次の弾を発射できるまでの時間が短いことです。こちらは、サイクルと関係があります。
この両方に関係のある通電効率を加えて、3つのアプローチから電動ガンのキレを向上させることができます。
電動ガンのキレを良くする方法①通電効率を上げる

リポバッテリーを使う
リポバッテリーは、ニッケル水素バッテリーに比べて電圧が高く、モーターの立ち上がりが早くなります。
主に7.4Vと11.1Vの2種類が販売されていますが、11.1Vの方が電圧が高く高性能です。反面、トラブルも起こりやすいので、始めの内は7.4Vを使う方が無難でしょう。
コネクターを変える
電動ガンのコネクターは、タミヤのミニコネクターが主流ですが、定格電流が10Aと低いので抵抗となってしまいます。
より定格電流の高いTコネクターやXT30コネクターに変更することで、モーターに大電流を流すことができるようになります。
配線の引き換え
電動ガンの配線は、純正だとやや細く、通電効率があまり良くありません。一回り太いテフロンコードに置き換えることで、より強い電流を流すことができます。
また、配線の中継などにコネクターが使われている場合、一本でつながるようにするのも効果的。コネクターはあればある程電気抵抗になるので、できるだけ減らしておきたいです。
通電効率を上げたときのデメリット
電動ガンに流れる電流が多くなると、モーターにかかる負荷が高くなり、ブラシと呼ばれる部品の損耗速度が早くなります。これは、ブラシの無いブラシレスモーターを使うと解決できます。
また、トリガースイッチのスパークも大きくなり、焼けやすくなります。SBDやFETを使うことで、スイッチ焼けを軽減することができます。
電動ガンのキレを良くする方法②レスポンスを上げる

プリコックをかける
プリコックをかけると、あらかじめピストンを後退した状態にしておけるので、トリガーを引くとすぐに弾が発射されるようになります。
モーターのトルクを上げる
モーターのトルクが強くなるほど、動き出しが早くなるので、トリガーレスポンスが良くなります。
レスポンスを上げたときのデメリット
レスポンスを上げすぎると、セミロックが掛かったり、オーバーランしたりといったセミオート周りの問題が起きてきます。
機械的に解決することもできますが、電子トリガーが入れるのが手っ取り早いです。
電動ガンのキレを良くする方法③サイクルを上げる

モーターの回転速度を上げる
モーターの回転速度が速くなるほど、発射サイクルが向上します。
ハイスピードギア・DSG
ギア比が小さければ小さい程、発射サイクルが向上します。DSG(ダブルセクターギア)は、1回転ごとに2回発射される特殊なギアです。
サイクルを上げたときのデメリット
サイクルを上げすぎると、ギアの回転にピストンの前後運動が追い付かず、ピストンクラッシュの危険性が上がります。
強いスプリングを入れること、セクター歯の枚数を減らすことが対策になります。いずれも初速に影響するので、シビアな調整を求められます。
電動ガンのキレを良くする方法まとめ
今回は、電動ガンのキレを良くするカスタムに関して解説しました。
セミオートのキレは、通電効率・レスポンス・サイクルの3つを上げると、向上します。このうち、通電効率とレスポンスを、まとめて改良できるのが、電子トリガーです。
手っ取り早く電動ガンのキレを良くしたいなら、電子トリガーを入れるのが近道でしょう。
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